【超入門】小学生でもわかる株の話

投資術

エルです。

度々話題に上がる株ですが、そもそも株とはなんなのか?

それを小学生でもわかるように説明していきたいと思います。

 

かなり入門ですので、株についてなんの知識もない方やこれから株式投資を始めたいけれど仕組みがよくわからないって方に向けた記事になります。

 

 

株=会社の所有権

 

早速分かりづらいですよね。

アパレル企業を作りたいタケシ君を例に考えていきます。

 

アパレル企業を作りたい!でもお金がない。

タケシ君の貯金は400万円。

しかしアパレル企業を作るには1,000万円のお金が必要でした。

そこで…

信頼できる人からお金を集めよう!

タケシ君は信頼できる人からお金を集めることにしました。

不足している金額は600万円。

 

そこでAさん、Bさんにお願いすることにしました。

 

Aさん、Bさん僕にお金を出してください!

しかしAさんとBさんは

「お金を出しても得することがないとな〜」

と一度断りました。

 

そこでタケシ君はこんな特典をつけることにしました。

会社が成功したら、いただいたお金の5%分をお支払いします。

そうすると

Aさん:「300万円なら出そう!」

Bさん:「私も300万円出すわ!

 

これでようやく必要なお金1,000万円が集まりました

ここでそれぞれの出したお金を整理しましょう。

タケシ君:400万円

Aさん:300万円

Bさん:300万円

合計で1,000万円が集まりました。

 

そしてお金を出してくれた人に所有権を示すものとして株券を渡すことにしました。

一株を1万円とすると…

タケシ君:400万円=1株(1万円)× 400=400株

Aさん :300万円=1株(1万円)× 300=300株

Bさん :300万円=1株(1万円)× 300=300株

合計で1000株を発行することにしました。

 

 

タケシ君は早速会社を作り、なんと成功させることができたのです!

 

そこで約束どおり、AさんとBさんが出してくれた金額の5%をプレゼントすることにしました。

 

Aさん、Bさん共に300万円ずつ出してくれたので

300万円×5%として15万円をAさんとBさんにプレゼントしました。

これが俗に言う配当です。

 

この調子でさらに会社を大きくしよう!

タケシ君はこれまでよりも規模を拡大したいと言います。

するとAさんは「今まで通りにやっていこうよ。」とタケシ君に反対しました。

 

ここで重要になってくるのが持株の割合になります。

タケシ君:400株 = 40%

Aさん :300株 = 30%

Bさん :300株 = 30%

 

意見が割れた二人はBさんに相談することにしました。

するとBさんは

タケシ君に賛成だわ!

と言い、タケシ君の意見が採用されました。

 

重要なのはBさんの意見ではなく、持株の割合になるのです。

タケシ君+Bさん=70%

Aさん=30%

タケシ君とBさんは70%の割合を占めているので、二人の意見が採用されることになりました。

 

 

ではここでタケシ君だけで60%の株を持っていたとするとどうなるでしょうか?


タケシ君:60%

Aさん:20%

Bさん:20%

Aさん+Bさん=40%

となるので、ふたりの意見が一致したとしてもタケシ君の意見に力があるのですね。

 

つまり株を持つことで、会社の方向性や経営に意見することができるということがわかります。


 

先ほどの話どおり、会社の規模を大きくしていくことになりました。

そこでさらに多くの資金を集めようと考え、誰でも株を買えるようにしたいと思いました。

 

そこで…

 

市場に株を出すことにしました。

これが上場と言われるんですね。

 

さて、これまでは一株1万円としていましたが、経営がうまくいっていることから多くの人が「その株買いたい」というようになりました。

 

上場するにあたり値段を決めるのは証券会社ですので、証券会社はこれまでの実績を踏まえて一株10万円にすることにしました。

そして10万円の株を1000株分出したので合計で1億円の資金調達ができたよ!ってことなんですね。

 

 

かなりざっくりとした説明ですが、イメージはつかめていただけたのではないでしょうか。

 

以上小学生でもわかる株の仕組みでした!

 

 

 

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